原作: 桜日梯子
CAST:
[高人]高橋広樹 [東谷]小野友樹
[卯坂]鳥海浩輔 [在須]羽多野渉
[奏出]興津和幸 [健流]小林千晃
左:小野友樹さん/東谷
右:高橋広樹さん/高人
東谷役 小野友樹)
高人役 高橋広樹)
小野)ずっと言いたかったけど言えなかった想いを、舞台の整った今のタイミングで、今だからこそ、やっと言えたんだなと。ある意味、心の枷になっていたものを、ようやく高人さんに伝えることが出来て本当に良かったなと思います。今までの「だかいち」が長い第1章、1stシーズンだとすると、これからの新生活が二人にとって2ndシーズンのスタートになるのかなと思います。そんなちゅんたかのこれからを一緒に見届けていきたいです。回収されていない部分で言うと、高人さんにオバケ嫌いを指摘されたとき、「嫌いっていうか…作りものは…」といった部分が気になっていて、今後の新生活でのフックになるかもしれない…と勝手に思ってます(笑)。そんな部分も含めて、高人さんにも読者にも見せていない部分がまだまだあると思うので、チュン太としてこれから向き合えるのを楽しみにしています。
高橋)チュン太から求められたとき、今までは強めに拒絶していたイメージでしたが、今回はチュン太を完全に受け入れた状態からスタートしているので、一旦拒絶することはあっても弱めの拒絶と言いますか、わりと早目に受け入れていたな~と。そういう意味では、高人の中でチュン太に対する恋愛モードの変化を感じました。「馬鹿天使」という言葉も、愛に満ちた言葉に変わっているな~と感じて、改めて二人の間でいろいろな歴史が紡がれてきたんだなと実感することが出来ました。
小野)収録中にも広樹さんにも思わず言っちゃったんですけど、高人さん、可愛いんですよ。はしゃぎようというか、広樹さんの声帯を通して高人さんの声として出ているからこそ、より微笑ましく楽しく感じられて、僕もチュン太に近い感情でその場に居させていただきました(笑)。遊園地で何も気にせず楽しんでいる広樹さん、あ、違った、高人さん(笑)、
高橋)(笑)。
小野)マイク前ではほぼイコールに見えているので(笑)。遊園地シーンのはしゃぎようが、ご褒美みたいだなと思うので、聴き所です。ここまでいろいろ経てきた彼らだからこそ、すごくキラキラ輝いて見えるし、ほろりとする部分もあるので、楽しんでいただけると嬉しいです。
高橋)いや~、実は僕も遊園地シーンなんですよ。
小野)え~、他のシーンをお願いしますよ(笑)。
高橋)え~、僕にも揉ませてよ(笑)。高人とチュン太はこんな感じで遊園地を楽しんでいたんだろうなというのが、シナリオではより分かりやすくなっていたので、皆様も二人のイチャイチャぶりや高人のウキウキワクワクぶりを楽しんでいただけると嬉しいです。二人の邪魔をしないように、コッソリ遠くから覗いているような感覚で聴いていただけましたら。あと、家具選びのシーンも聴き所です。監督から、「奥さんの買い物に付き合わされている旦那さんの気持ちで演じてください」と言われたので、あぁ、もうそこまで来たのか、この二人は…と(笑)。抱かれたい男1位・2位の有名俳優が、こんな日常生活を見せることはなかなかないと思うので(笑)、ぜひ楽しんでください!
小野)東京ドームシティアトラクションズの話が続くんですが、初めて後輩の職場が自分の出演しているBL作品に出てきました! 作中に観覧車が出てきましたが、実はその運営側の担当をしているんです。世界で初めて観覧車にカラオケを導入したのが、その後輩なんです。後輩の職場が遂に「だかいち」の舞台になりました! ビックリです!(笑)
高橋)僕は地図が好きなんですけど、知っている地名なのにまだ行ったことが無いところも結構あって、最近、その中で気になっていた森林公園駅(埼玉県)という駅に初めて行きました! 森林公園ってインパクトあるし、駅名の語呂もいいじゃないですか。それに森林公園って日本中どこにでもあるのに駅名にしてるあたりに興味があって。どんな駅で、何があるんだろうと思って行ったら、なんと森林公園という名の公園が実際にありました! 初めて行って、初めて巨大な公園があるのを知りました!(笑)
小野)9巻ということで、次巻はいよいよ大台に乗るところまできました。これも皆様の応援のおかげと、先生の頑張り、そして、広樹さん演じる高人さんのチャーミングさ、僕が必死こいて出しているチュン太の天使力のおかげだと思ってます(笑)。今回は特装盤特典として、デート前夜や後日談を描いたミニドラマCDも付いてきます。そちらも魅力の一つなのでお楽しみください。10巻の発売を、皆様と一緒に僕も楽しみに期待したいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。次回は10[テン]だけに天界で天使として現れるチュン太!?ということで、乞うご期待です! あ、嘘です(笑)。
高橋)ちゅんたかファンの皆様はもちろんのこと、卯坂と在須のストーリーが気になっていた方にも、ご満足いただける1枚になっていると思いますので、ぜひこの9巻を手元に置いてご堪能ください。今はデジタル時代ですが、昭和生まれの僕としましては、パッケージとして形に残るものが手元にあるというのはとても有難いことなので、ぜひ皆様も、形ある記憶と思い出として手元に残して欲しいなと思います。そして、出来ればこの先も末永くお付き合いをよろしくお願いします。
左:鳥海浩輔さん/卯坂
右:羽多野渉さん/在須
卯坂役 鳥海浩輔)
久しぶりの収録ではありましたけれど、無事に収録ができて良かったです。京都弁が出てくるので、山あり谷ありでしたが(笑)、無事に収録を終えられたことがなにより良かったです。
在須役 羽多野渉)
まずは、鳥海さんとの掛け合いで、お互いの間や呼吸を感じながら収録出来たので嬉しかったです。今までもちょこちょこ出させていただきましたけれど、今回は在須のストーリーをしっかり深く描いていただきました。まあ、収録自体は、僕も山あり谷ありでございました(笑)。僕は標準語で良かったはずなのに、なぜか違うアクセントになってしまって…。
鳥海)なぜかね…(笑)。
羽多野)でも無事に収録を終えられてほっとしています。
鳥海)在須が登場してからは、ペースを握れずイラついている卯坂の描写が多かった気がしますが、今回は、卯坂の方が大きく在須を包んでいる描写があって、彼は在須の救いになっているんだな~と感じることができました。卯坂には氷のようなイメージを持っていたのですが、今回は彼の人間らしい部分も知ることができて、改めて魅力的な人だなと感じました。今回、深く描いていただいたおかげで、キャラクターの幅も出てきたので今後がより楽しみです。
羽多野)自由奔放な生き様を見せてくれる在須は、人によっては眩しく太陽のように見えたり、裏側にある脆さを知っている卯坂にはズタボロに見えたり、見る角度によって面白く映るキャラクターだと思っています。そんななかで今回は、奔放な部分だけでなく感情的になる部分も見えて、在須の色んな面を演じることが出来きました。楽しかったです。
鳥海)卯坂と在須の関係性がここまでガッツリ描かれるのはなかなかなかったので、二人のシーン全部を楽しんでいただきたいです!
羽多野)特定のココというよりは、聴きどころ満載の1枚になっているので、ドラマ全体として楽しんで欲しいのですが、あえていうなら、在須とお兄ちゃんのやりとりですかね。
鳥海)弟プレイですよね(笑)。在須って、あんなに弟っぽくなるんですね。
羽多野)そうですよね。兄ちゃん、兄ちゃんって、弟っぽくなってましたよね。そんな、お兄ちゃんとのやりとりは聴きどころなので、ぜひ聴いてください。
鳥海)ないですね(笑)。この歳まで生きていると、なかなか初めてってないんですよ…。そうですねえ、「この歳になっても出来る初体験」を探している旅の途中です!
羽多野)まだゴールに至っていない…格好良い! 僕もないですね(笑)。鳥海さんと同じく、「初めてを見つけている旅の途中」です!
鳥海)僕たちの旅はまだまだこれからだ!! どんな初めてが僕たちに待っているのか! オラ、わくわくすっぞ!(笑)
羽多野)そうですね(笑)。
鳥海)こうして長く続いているシリーズですが、自分たちのキャラで考えますと、今までにないボリュームで一旦の決着をつけていただいたので、そこを楽しんでいただきつつ、高人と東谷の二人も、初デートでハッピーな感じになっているようなので、その楽しさが皆さんにも伝わると良いなと思います。ぜひ、CD9巻をご堪能ください。
羽多野)9巻目、「0章」もあわせると10枚目ということで、本当に凄いことです。ここまでドラマCD化できたのは、応援してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。今回のCDには、在須の過去も描かれていて聴き所も満載かと思いますので、楽しんでいただけますと嬉しいです。これからも応援よろしくお願いいたします。
左:小林千晃さん/健流
右:興津和幸さん/奏出
奏出役 興津和幸)
健流役 小林千晃)
左に同じく(笑)。僕の方がさらに喋ってなかったので、二人の話を深堀りしていただき、より多く演じられる日が来ることを楽しみにしています。
興津)指は折っちゃいけないなと思いました(笑)。それだけ追いつめられてしまったお兄ちゃんでしたが、弟の指を折りたいとまで思った辛い想いを抱えて、よくぞ40歳まで生きてくれたなと思っております。
小林)健流くんは現代っ子っぽい、周りの大学生と遜色無い感じなんですけど、ブラックコーヒーが飲めなくておしる粉を飲むといった可愛らしい一面もありつつ、奏出の弟である清崇に対して、彼氏にすると宣言する漢気は、20歳特有の無敵感というか、何でも出来るあの時期特有の無敵感がある子だなと思いました(笑)。20歳差とはいえ、彼なら奏出を落としてくれそうな気がしますので、僕も楽しみにしています。
興津)頼もしい~。
小林)(笑)。
興津)さっきおっしゃっていた「落としてみせる」のカッコ良すぎるシーンですかね。これでお兄ちゃんも救われる気がします。
小林)ちょっとしか喋っていない段階で、このセリフが入るって珍しいですよね。もっと3~4巻くらいやって終盤に出るようなイメージですけど、まさかこんな序盤に出てくるとは(笑)。
興津)期待させてくれるなと思いました(笑)。
小林)今後この二人のストーリーが続くことを願っています。
興津)年の差カップルの活躍にご期待ください! あと、中学2年生のシーン、頑張りました!
小林)頑張ってました(笑)。
興津)そこも楽しんでいただけましたら(笑)。
小林)奏出が中学2年生から大人になっていくシーンは胸を打たれました。僕も実際、弟がいるんですが、多感な時期だとちょっとしたことで癪に障ることもありましたが、大人になると凄く仲良くなったんですよね。なので、凄くシンパシーを感じました。痛いくらい気持ちがわかったので、皆さまにも在須兄弟のシーンを、ぜひ聴いていただきたいです。
興津)いつの間にかエアコンのスイッチが切れていて、部屋で熱中症になりかけました!
小林)初めての熱中症!? 危ない!
興津)なんかおかしいな? と思ったら謎のタイマーがかかっていて、エアコンが途中で止まっていたんですよ。家の中で熱中症になるって、こういうことなんだなと思いました。皆様も油断しないように、気を付けてください。暑い日はまだまだ続くと思いますので。
小林)僕はですね、最近、友達の車を運転したんですけど、
興津)おお、緊張する!
小林)それが外車だったんですよ。
興津)うわ~、緊張する!!
小林)僕、教習所以外だと、日本車のレンタカーくらいしか運転したことなかったんですが、ウインカー出すのも逆で、もちろんハンドルも逆で、罠がいっぱいあって凄く緊張したんですが、楽しかったです。緊張の上の楽しさがありました。それに、外車って守られている感というか、ぶつかっても俺は死なないんじゃないかという包容力を感じました。新しい発見です!
興津)第9巻目にして現れた、気になる二人の活躍をご期待ください。これからも応援よろしくお願いいたします。
小林)まだ登場したばかりで全容がぜんぜん掴めない二人だと思いますが、健流が宣言した通り、きっと奏出を落としてくれるんだと思います。20歳差なので、どう落とされていくのか二人の恋愛の過程を、皆さんも楽しみにしていてください。