嫌いでいさせて

CD5 キャストインタビュー

CAST

[雫斗]斉藤壮馬さん [葉月]増田俊樹さん 
[しずく]白石晴香さん [朝永]江口拓也さん 

(以下敬称略)

キャストインタビュー写真1

▲ 左から:斉藤壮馬さん、増田俊樹さん、
白石晴香さん、江口拓也さん

キャストインタビュー写真 斉藤壮馬さん、増田俊樹さん

▲ 左から:斉藤壮馬さん、増田俊樹さん

雫斗役/斉藤壮馬 葉月役/増田俊樹

――収録を終えてのご感想をお願いします。

斉藤)

今回は雫斗くんと葉月くんの二人の話というより家族の物語になっていて、原作を拝読していても考えさせられるなと思いながら収録に臨みました。凄く心の通った掛け合いが出来たと思いますし、次に繋がるような収録だったと思いました。

増田)

新しい家族を迎えて葉月たちは親としても初めてのことがたくさんで、まだまだ頑張らなきゃいけないことがあるんですけど、子供たちも子供たちで初めてのことと向き合っていました。その一つに第二次性に対する向き合い方があって、1作目から色々な描写で描かれているんですが、今回は子供たちが乗り越えようとしたりで色んな方面から作品が面白くて、今後が楽しみになった収録でした。

――ご自身が演じられたキャラクターのご感想をお願いします。

斉藤)

彼が持っている母性、人を大事に愛する気持ちを今回も感じました。3人の子供を育てていくっていうのは本当に並大抵のことではないんだなとも思いました。特に序盤の蒼大くんが生まれて数ヶ月経った頃の疲労が蓄積している感じが、命を見守る責任を凄く感じました。それでも自棄にならずに向き合える雫斗くんはやっぱり素敵な人だと思ったし、彼の隣に葉月くんが居てくれて良かったなと思いました。

増田)

これまでは雫斗と葉月がアクションを起こして物語が進んでたんですが、今回は子供たち発信が多く、家庭内でも子供たちが色んな試練を乗り越える描写が多かったので、葉月はリアクション側をすることが多かったです。そういう立場だと、ギャグ要素も多くなってきて、原作では面白い描かれ方をしているので、どこまでやるのが正解なのか?というせめぎ合いを感じました(笑)。

――お気に入りのシーンや聴き所を教えてください。

斉藤)

しずくちゃんとダイキくんの掛け合いシーンと、終盤で雫斗くんと葉月くんの子供たちを想って言う言葉が、彼らの実感がこもっているように感じたので、そこも是非聴いていただきたいなと思います。

増田)

しずくたちが、自分たちの胸の内にあるこの気持ちは何なのか?と言語化出来ない中でも心を通わせてたシーンが、見てて「はわあぁ~~」と、きゅんとする気持ちになるので、そこが今回の聴き所かなと思っております。

増田)

それってどういう意味か分かってんのか!? 甘酸っぺ~~~!

斉藤)

いや~、本当に格好良い!しずくさん!

増田)

「番になろ?」は漢気の漢気よ!

斉藤)

ほんと・・・これぞα!

増田)

そういう部分、葉月に似てるのかな?

斉藤)

こう!と決めたら一直線みたいなところ似てるよね。

――作中ではキャラクターに様々な悩みや葛藤があり、相談やアドバイスをするシーンが描かれていますが、自分が相談するならどのキャラクターからどんなアドバイスを貰いたいですか?

増田)

【蒼大】が良いかな。僕が「○○なんだよー。どう思う?」と聞いたら、「(蒼大風に)あ″~」って返してくれる。

斉藤)

良いかも! ただ聞いてくれるってちょっと救われる気持ちになりますね。

増田)

「違う?間違ってた?」「(蒼大風に)う~」「心を改めないとだめだね」「(蒼大風に)あ″~」「そっかぁ~ごめんごめん」って感じで。

斉藤)

それもう一緒に遊んでんだよなぁ~(笑)。悩みの解決にはならないかもだけど、モヤモヤしてる気持ちはたぶん解消してくれそう。

斉藤)

僕は一番相談しやすそうだなって思うのは【京介】くんかな。葉月くんの話に引いてるようでちゃんと聞いて突っ込んでくれるんで。例えば、「雫斗くんとかにしっかり相談するような事じゃないんだけど、なんかモヤモヤしてんだよね」っていうようなことは京介くんが一番聞いてくれそうな気がするので、京介くんかなぁ~と思います。

増田)

京介は聞いてないようで聞いてるし。聞いてるようで聞いてないフリしてくれる。

斉藤)

そこが良いですよね。凄く察しも良いし。「あ~、しずくちゃんに好きな人出来たんだ~」みたいなあの察しの早さよ!! やっぱり、京介くんは良い奴ですよね。

――最後にドラマCD「嫌いでいさせて5」の発売を楽しみに待っているファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

斉藤)

シリーズ5作目のドラマCDをお届けすることが出来て非常に嬉しく思っております。これも原作、そして、ドラマCDを応援して下さる皆様のお力のおかげです。ありがとうございます。
最初は一人の物語で、雫斗くんは雫斗くん、葉月くんは葉月くんで人生を歩んできて、それが二人が出会ったことで、しずくちゃんも含めて三人の物語になって、人生という物語が自分だけの物ではなくて、誰かの物、みんなの物になっていくのが、凄く素敵な眼差しで描かれているなと改めて感じました。
これから先もキャストとして、彼らの仲間、家族の一員のような気持ちで、彼らの人生を、これからの物語を一緒に歩んで行きたいと思っておりますので、まずは原作と合わせてドラマCDの方もご堪能いただき連載も続いているので、またお会い出来ることを祈っております。引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

増田)

シリーズ5作目に出演させていただけたこと、ドラマCD化出来たことは皆さんのおかげだと思います。是非、原作も合わせて楽しんで欲しいです。少しずつ仲間や家族が増えてきて、一人増えればまた何か問題が起きてきて、それを無理矢理だとか大人の都合とかで片付けるのではなく、子供たちは子供たちで成長を促すように、緩やかに見守ってあげようという空気感が今作は強く表れていたと思いました。僕たち役者としても何年も掛けて創り上げてきたシリーズ作品です。そういう人生の厚みをまた楽しめる1枚になっていると思いますので、聴いていただけると嬉しいです。

キャストインタビュー写真 白石晴香さん

▲ 白石晴香さん

しずく役/白石晴香

――収録を終えてのご感想をお願いします。

白石)

今回も参加できて本当に嬉しいです。「またしずくちゃんを演じられるんだ~!」と楽しみにしていました。しずくちゃんはママ(雫斗)の傍で辛抱強く色んなことを見ながら、自分自身で考えて吸収して、前に進む力がある子。カッコイイと可愛いが共存した存在なので、収録の度に自分がしっかり表現しきれるのかと緊張感があるんです。今回は今までよりも子供たちの葛藤が細かく描かれているお話でもあったので、しずくちゃんの悔しさや守りたい気持ちにすごく搔き立てられましたし、向き合っている立場だからこそ関係性が深まるところも意識しながら収録しました。

――ご自身が演じられたキャラクターのご感想をお願いします。

白石)

ママとはーくん(葉月)と3人で暮らしていた頃は、怯えていた部分もあったのが、湊くんと蒼大くんが生まれて守りたい大切なものが増えて、自分がこうありたいという目標と共に成長したと思うと、ママとはーくんが育ててくれた[あったかいおうち]のおかげだと思いました。元々とても責任感が強い子ですが、彼女自身の溢れ出るエネルギーとたくましさがカッコ良くて、毎回演じる度に「こういう人間にいつ自分はなれるのだろうか…」と思っています(笑)。

――お気に入りのシーンや聴き所を教えてください。

白石)

本人はそのつもりがなったかもですが、告白するところですね。はーくんと似ているところがあるな~親子だな~と感慨深くなりました。ナチュラルに出てくる頼りたくなる力強い言葉もはーくんを見て育ったからかなと。そこをみなさんに感じ取っていただけたら嬉しいです。

――作中ではキャラクターに様々な悩みや葛藤があり、相談やアドバイスをするシーンが描かれていますが、自分が相談するならどのキャラクターからどんなアドバイスを貰いたいですか?

白石)

【しずくちゃん】に相談したい! 人生何週目!?ってくらい達観しているので。敢えてしずくちゃん以外を選ぶとしたら、【ママ】かなぁ~。包み込むような優しさもありますし、境遇の中で苦しい思いも沢山してきたからこそ、人に寄り添える力がある人だと思うので。自分が苦しい時や優しい言葉を掛けて欲しい時に頼りたくなる気がします。しずくちゃんもママにしか恋愛相談をしないし、話しやすいんだろうなと感じたので、私もママに相談してみたくなっちゃいます(笑)。

――最後にドラマCD「嫌いでいさせて5」の発売を楽しみに待っているファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

白石)

応援してくださっている「嫌いでいさせて」ファンの皆様のおかげで、再びしずくちゃんを演じる機会をいただけて幸せな気持ちでいっぱいです。今回はしずくちゃんにとって葛藤や乗り越える壁が多いお話しだったので、これまでのしずくちゃんを見てきてくださった方は、より成長を感じていただけると思います。大切にしたいものや、乗り越えた先に待っていたスッキリした気持ちを聴いていただけたら、ほっこりしてもらえるんじゃないかなと思っています。私の中で過去1番好きなお話しでもあったので、みなさんに届く日を心待ちにしています。ぜひたくさん聴いて楽しんで下さい。

キャストインタビュー写真 江口拓也さん

▲ 江口拓也さん

朝永役/江口拓也

――収録を終えてのご感想をお願いします。

江口)

朝永先生の生徒想いな部分を演じることが出来て良かったなと思いました。

――ご自身が演じられたキャラクターのご感想をお願いします。

江口)

今回は主に先生の側面で生徒への向き合い方がしっかりしている人だと思いました。非常に仕事に対しても物の価値観を持っていて、芯が通っている強さと優しさを感じました。

――お気に入りのシーンや聴き所を教えてください。

江口)

朝永先生が電話後に叫ぶシーンがあったんですけど、リアルに自分の洋服で音をくぐもらせながら収録したところですね。朝永先生の行き場の無い怒りの感情が伝わればいいなと思いながら演じました。

――作中ではキャラクターに様々な悩みや葛藤があり、相談やアドバイスをするシーンが描かれていますが、自分が相談するならどのキャラクターからどんなアドバイスを貰いたいですか?

江口)

大体、人と会話をしてる内に悩みとか、自分の乗り越えるべきものが見えてくると思うんですけど、自分自身はお酒を飲まないとあまり人と喋らないんで(笑)。お酒が飲める人が良いなと思うと【朝永先生】と一緒にお酒を飲むかなぁ~と思います。

――最後にドラマCD「嫌いでいさせて5」の発売を楽しみに待っているファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

江口)

今回5作目ということで、ここまでドラマCDのシリーズが続いたのは、原作の魅力も勿論ですが、ドラマCDを応援して下さっている皆様がいらっしゃるから続いているものだと思っております。ここまで応援して下さった方は是非、今回はみなさんの応援の形が[5]まで来たというところを楽しんでお聴きいただきたいなと思います。

キャストインタビュー写真 古川 慎

▲ 古川 慎さん

キャストインタビュー写真 中島ヨシキさん

▲ 中島ヨシキさん

――キャストの皆様、ありがとうございました。「嫌いでいさせて5」は6月10日ドラマCD発売&音声配信開始! 只今ご予約受付中です。コミックス6巻も同時発売決定★ 特典・キャンペーン情報も盛りだくさんですので特設サイトをぜひチェックしてください。どうぞ発売をお楽しみに♪

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