食べてもおいしくありません 2

キャストインタビュー

CAST

[日和七生]江口拓也さん 
[穂高 仁]古川 慎さん 
[薬師朝陽]前野智昭さん

(以下敬称略)

キャストインタビュー写真1

▲ 左から、古川 慎さん、江口拓也さん、前野智昭さん

――収録を終えてのご感想をお願いします。

日和役 江口拓也)

久しぶりの収録だったんですけれども、設定も相まって、自分の中ではそこまで久しぶりな感じはなく、収録が始まったらスムーズに戻れました。あぁ…日和ってこんな感じだったなぁ~、パワフルな奴だったなぁ~って懐かしくなりながら収録させていただきました。

穂高役 古川慎)

僕は逆にすごく久々に触れたなっていう感じがあって、原作を読んでいても収録の感覚はなんとなくぼんやりで…。でも、食う食われるみたいな会話をしたときに、あぁ~!これこれ!とハッキリ思い出せました。やっぱり感覚は失われてなかったんだなとホッとしながら収録させていただきましたし、日和と穂高の関係も続編としてしっかり進んでいるんだなと、そこを収録出来て楽しかったです。でも、彼らは本当に体力勝負の関係だったので…(笑)。

薬師役 前野智昭)

今作からの参加だったんですけど、すんなり世界に溶け込めたかなという印象でした。もちろん、途中から入る難しさというのはあるんですが、薬師というキャラクターがとても魅力的で、彼に助けられた部分はすごく大きいなと思いました。それに、みんなで掛け合い収録が出来たので、とても嬉しかったですね。

――ご自身が演じられたキャラクターのご感想をお願いします。

江口) 日和はチョロいですよね。チョロすぎるとちょっとイライラされる部分もでてくるので、可愛げのあるチョロさになるよう意識しながら収録しました。原作を読んでいても憎めないキャラだったので、その部分をどれだけ抽出しようかなと楽しませていただいたので、みなさんにもそのあたりを良いなって思っていただければ嬉しいです。

古川) 穂高はヒトではなくオニなんですけど、今回はオニなんだなとまざまざと感じる収録でした。1作目から書かれていた「食っていいか」っていう表現が、物理的な意味での[食う]っていう部分も兼ねた表現だったりもするので、それが愛情表現としての[食う]に落ち着いて良かったなと思っています。その上で、穂高は融通が利かないところがあって、それがオニらしくもあり、人間らしくもあり、シンプルでありながらも多角的なキャラクターだなと改めて思った次第です。

前野) 薬師は、強面で圧がすごく強いキャラクターなんですけど、実はとっても良い奴で初心な面もあって、掘れば掘るほど魅力的なキャラクターだなと。また彼の登場は、日和と穂高の関係性にとっても良いスパイスになったと思いますし、今後の登場もすごく楽しみなキャラクターです。

――お気に入りのシーンや聴き所を教えてください。

江口) なんだかんだで、日和と穂高の喧嘩みたいなところからのイチャイチャっていう流れはほんわかしますし、台本では「どちらともなくキス」って書いてあったんですけど、お互いに我慢して我慢して…っていうシチュエーションが良かったなって思うので、お気に入りですね。

古川) 穂高と日和が絡んでるところで、日和のモノローグは穂高には絶対届いていないんですけど、それをわかった上で聴いていくのは楽しいですよね。日和の内面までしっかり分かった状態で聴けるので、リスナーとして見えてるところと、穂高として見えてるところの違いを楽しむのもありだなと思います。薬師と日和のシーンも、日和のモノローグツッコミと、人の良い薬師のズレ具合が非常に面白くて好きですねぇ。今回は僕の好きなコメディパートが多かったと思うので、そこが聴き所です。

前野) 薬師と穂高で日和を取り合うシーンはすごく面白かったですね。薬師は薬師で日和との約束を健気に果たそうとしただけなのに、結果、「中世の拷問」と思われてしまうという…その表現が良かったです。ワードのチョイスもすごく面白くて、あのシーンは特に印象的でした。

キャストインタビュー写真2

▲ 左から、古川 慎さん、江口拓也さん、前野智昭さん

―― 穂高は日和を5回も美味しくおかわりしていましたが、みなさんが『最近おかわりした』ことがあれば教えてください。(食べもの・ゲーム・二度寝・映画視聴など何度もしてしまったことであればなんでも)

江口) 健康的になろうと思って。

前野) あれだけ酒の話をしといて!?

古川) (笑)。

前野) あれだけ酒の話をしている男が!?

江口) 少しでも健康な部分を作りたいなと思って。「1日1.5ℓの水を飲むと人間は健康的になるよ!」と聞いて、普段全然飲まないんですが頑張って飲もうとしたんですよ。でもいざ1.5ℓ飲もうとしたら、マジで飲みきれないんです。

古川) 大変だよね。

江口) 気が付いたらコップでゴクゴク飲むようにしてるんですけど、それをやったことによって、トイレのおかわりがすごいんですよ。

前野) それはそうだ。

古川) なるほどなぁ~。

江口) びっくりするくらいトイレのおかわりが激しくて。

古川) しちゃうよな~、おかわり。

前野) それはミスだ。

江口) なんかヤバいんですよ。もう、すぐ洩れそうになるんですよね。最近、洩れるなって思うことが増えたというか、危ない。

古川) (笑)。身体がついていってないんでしょうね。

前野) (笑)。逆に不健康になるよ!? 膀胱炎になるよ、それ。大丈夫なの?

江口) だから、「あれ? これ正しいのかな?」みたいな。なので、今後はなるべくトイレのおかわりが少なくなるよう模索しながら生きていきたいなって思ってます。

古川) ソーシャルゲームをやっているとですね、おかわりせねばならない時というのがありまして…。

前野) おかわり課金はあるよな。

江口) あらあら。

古川) リンゴのカードなんですけれども(笑)。リンゴのおかわりはいくらでもするから、どうにかしてコイツが欲しいと。

前野) あるある。

古川) そういうところは若干、穂高とカブっている部分があるんじゃないかと思いながら、画面認証をしながらやらせていただいております。

江口) (日和風に)5回も~!?

古川) いや、5回なんて序の口だから。

江口) (日和風に)ヤバすぎだよ、も~。やめたほうがいいよ~。食べすぎだよ~。

古川) たしかにちょっと食べすぎかぁ~…って思ってもですね、やめられないと言いますか…。

江口) 確かに。

古川) やっぱ、譲れないものは譲れない。

江口) 確かにね、あるわ。

古川) そうなんです。ついついおかわりしちゃいます。

――罪深きおかわりですね。

古川) だからリンゴなんでしょうね(笑)。

江口前野) (笑)。

前野) オーディションが日常茶飯事な状況で、指定されたセリフを自分で録るテープオーディションっていうのがあるんですけど、これでいいかなって思いつつも、あと何回かやったらもっと良いテイクが録れるんじゃないか?って際限なくやってしまうおかわりが日常的にあります。自分リテイクもそうですし、マネージャーさんに録っていただく時も、「今ので大丈夫です」って言われても、「もう1回やったらなんかもっと捻り出せそうな気がするんで、もう1回やってもいいですか?」みたいな。そういうおかわりが結構多いです。だから自分で録る時、本当にOKが出ないんですよ。何テイクもやっちゃうんです。正直な話、結果そんなに変わっていないんですけど、自分の気持ち的な問題で…。だから、最近は誰かに録っていただくようにしています。自分で録ると、どんどんおかわりしちゃうおかわり癖がでるので(笑)。

キャストインタビュー写真3

▲ 左から、古川 慎さん、江口拓也さん、前野智昭さん

――最後にドラマCDの発売を楽しみに待っているファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

江口) 楽しみに待っていてくださった皆様、お待たせいたしました! 皆様からそのようなお声をいただいたからこそ、我々もこうやって収録することができました。本当にありがとうございます。原作のギャグにもますます磨きがかかり、とびきり面白くなっていたので、表現工夫のし甲斐や遊び甲斐があり、とても楽しく収録させていただきました。シリーズが続けば続くほど、そういう深みもどんどん増していくものだと思いますので、今回も楽しかったよっていうお声をたくさん届けていただければ嬉しいです。次があれば、また皆で楽しく収録させていただきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

古川) 続編を作って欲しいというお声がたくさん届いていたとお伺いしまして、皆様が聴きたいものがコレだった!と思えるような大変面白いものがたくさん入っていると思います。このお二方が居て下さったおかげなんですが、本当に面白いんですよ。今回、穂高も結構ギャグパートはあるんですけど、真顔でボケるもんだから、コメディとしてはあまり出来てないんじゃないかなと心配しましたが、お二方が居て下さったおかげでシリアスな中での面白さが出来上がったと思います。今回のコメディパートもキレッキレでございますよ。皆様、笑ってください。そして、ときめいてください。よろしくお願いします。

前野) 原作も本当に面白くて、そこに我々の声が付くことによって、また別の面白さが生まれていると思いますので、ぜひドラマCDをお聴きいただいて、原作をまだ読まれていない方は原作もお手に取って双方楽しんでいただけると嬉しいです。我々も今後の展開を楽しみにしていますので、それぞれのキャラクターを長く担当していけるように、応援のほどよろしくお願いいたします。

――江口さん&古川さん&前野さん、インタビューありがとうございました!
ドラマCD「食べてもおいしくありません2」は、2023年9月8日(金)発売です。どうぞお楽しみに!

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