CAST
[蛯原]松岡禎丞さん
[鯛代]増田俊樹さん
[瀬賀]白井悠介さん
[伴内]杉田智和さん
[マル]西山宏太朗さん
[シカク]沢城千春さん
(以下敬称略)
▲ 左から:増田俊樹さん、松岡禎丞さん
▲ 左から:杉田智和さん、白井悠介さん
▲ 左から:沢城千春さん、西山宏太朗さん
――ドラマCD「鯛代くん、君ってやつは。」収録の感想を教えてください。
蛯原役 松岡禎丞)
原作もとても面白くて、収録の方はどうなるのかなと思ってたのですが、収録の方もものすごく楽しかったです(笑)。一瞬若い頃に戻れたなっていう感じがして。自分の持ち味を存分に出し切れた感じがします。
鯛代役 増田俊樹)
松岡さん演じる蛯原くんとくっつくのかくっつかないのか、やきもきしている間に気づけば終わっていました!! ドキドキするシーンもありますが、急に始まるおもしろおふざけシーンのテンポの良さが、演じながら心地良かったです。マル、シカクは原作でもドラマCDでも必見必聴! あと、松岡さんと2人で伴内の髪型について謎の考察をしていました。原作コミックの表紙カバーを外したところに…確かその答えが…衝撃的すぎてちょっと記憶が飛んでいます。とにかく楽しくあっという間の収録でした!
瀬賀役 白井悠介)
すごく楽しい作品で、ギャグテイストも盛り沢山。大学のサークルを舞台にしているんですけど、僕自身大学に行っていないでので「楽しそうだなぁ~」と思いながら演じさせて頂きました。少し心残りなのは、(杉田さん・西山さん・沢城さんと)4人一緒の収録だったんですけど、コロナ対応のため、スタジオの都合上、僕だけ別ブースでの収録になってしまって、皆さんの声は聴こえるけど姿は見えなくて寂しかったです。仕方ないですけどね…しょうがないですけどね…(笑)。でもこのご時勢の中、4人一緒に掛け合いで録れたので、すごく楽しかったです。
伴内役 杉田智和)
役者の長所がすごく生かされた素敵な収録でした。内容については、コミケだったり漫研、同人誌だったりと…やや偏りはありますが。演じていて自分の中の本音やこだわりみたいなものを、どうキャラクター(伴内)に寄せていくかという作業でした。
マル役 西山宏太朗)
すごく楽しかったです。最初、マルというキャラクターを見た時、どんな声を出すんだろうって迷ったんです。すごい可愛らしい見た目をしていたので、ちょっとデフォルメされたようなそんな雰囲気で出来たらいいなって思いました。
シカク役 沢城千春)
シカクというキャラクターをとても楽しく演じさせて頂きました。普段こういったキャラクターをやることはあまりなかったので、良い経験になりましたし、自分の中に新しい引き出しが増えた気がします。とても楽しく演じることができました!
▲ 左から:松岡禎丞さん、増田俊樹さん
――ご自身が演じたキャラクターの感想をお願いします。
松岡)
いや分かるよ、気持ち分かるよ! でも鯛代君も悪い人じゃないんだからさ、もうちょっと気を使ってもいいんじゃない? と言う感じの子でしたね。繰り返しますけど、気持ちは、気持ちは分かるんですよ。でも頭ごなしにそんなに怒んないであげて! という激情型悩める人間でした。演じている自分としては可愛いなと思っていましたけど。
増田)
コミュ障気味だけどちゃんと人と話せるから偉いなと思いました。僕も話すことが苦手なので、彼のように緊張する気持ちがとてもわかります。あと、好きな人の前で緊張してしまうのはしょうがないことですから。それにしても、あんなお金持ちって本当にいるんでしょうか…。
白井)
瀬賀はみんなから「ハンサムくん」と呼ばれるくらいイケメンなんですけど、結構口が悪いといいますか、すぐにキレるところがあって、振り幅のある魅力的な面白いキャラクターでした。原作を読んだとき、伴内に対してツンデレみたいなセリフを言うところがあって、それを見た時は、「あ、そっか、瀬賀は伴内と…」て思ったんです。あ、一瞬ですよ、ほんの一瞬。でも全然そんなことは無く、蛯原くんに惹かれていましたけど…(笑)。
杉田)
自分で作ってきた芝居が顧問の先生みたいに大人に聴こえ過ぎないよう、かなり意識して組み立ててはいたんですが、求められたものがリーダーシップだったので、まとめ役然としないといけない。その落ち着きが逆に悪い意味で年齢を重ねているように聴こえなきゃいいなと思いながら調整してやりました。ギャグだからといって面白いことしようって考えるとつまらなくなるので、それだけは念頭に置いて伴内を演じました。
西山)
見た目はもちろん、マルっていう名前からも想像できるように、ゆるキャラみたいな癒し系の雰囲気があって、良い意味で自分のペースを崩さずにいるキャラクターだと感じました。アイドルソングを歌うシーンがあったんですけど、そこは(沢城)千春くんと一緒に相談して、すごく楽しく歌うことができました。このシーンのおかげで、マルとシカク、それから盛り上げてくれた伴内も含めて、よいチームワークが出きたんじゃないでしょうか(笑)。
沢城)
無口で硬派なキャラだったので、シカクくんの心の中は結構バラ色というか、「ブラボ~」って感じなんですけど、それをあまり表に出さないように意識しました。さっき西山くんが言っていた歌のシーンでは、少し飛び越えて面白いシーンになったらいいなと思ってやらせて頂いたので、注目して聴いて頂けたらと思います。
▲ 左から:杉田智和さん、白井悠介さん
――ズバリここが聴き所!というお勧めポイントを教えてください。
松岡)
鯛代くんとのやり取りは全部聞いていただきたいです! 余すところなく! かなり笑えると思います。原作と照らし合わせて読んでみると、さらに相乗効果が出ると思いますよ(笑)。
増田)
なんか愛おしかったり、ちょっとドキドキしたり。そういうシーンもたくさんありますが、おふざけポイント多めな作品なので、そこもぜひ注目して欲しいです! 要所要所やらかしてる空気感がとっても面白いです!
白井)
蛯原と鯛代のやり取りというか、最初はすごく拒絶していた蛯原がどうやって鯛代のことを受け入れていくのかという心情変化が、この作品の軸だと思うんですよ。その中で、瀬賀が横やりを入れていくことは、二人の関係に影響する要因の一つでもあるので、その部分も楽しんでほしいですね。あと最初にキャスティングを見たとき、「うわっ、ハマリ役だな~」て思いました。伴内の杉田さんはしっくりきますし、マルの(西山)宏太朗は声が丸いし、シカクの(沢城)千春くんは声が四角いから、みんなしっくりくるなと思って(笑)。メインの2人以外のところも楽しめる作品となっていますので、ぜひ全体的に楽しんで頂ければと思います。
杉田)
演者に「聴き所」を聞くのは、宣伝の怠慢。メーカーからきっちり聴きどころを文章としてまとめて頂くのが一番適切かと思います。演者が決めちゃうとそこしかないみたいに取る人がいるから、偏りが出ちゃうんですよ。発言力に対して説得力が生まれるから「ここです」って言うとみんな「ここだけなんだ」って思っちゃうんです。逆に聴いた側の感想として「ここが聴きどころでした」というのをたくさんメーカーに送って頂けると直に繋がるので、ぜひお送り下さい。
西山)
この作品の持つ和気藹々さや和やかな雰囲気は、この張りつめた情勢の中でとても癒しになるんじゃないかと思うので、このムードをみなさんに楽しんでもらえたらなって思います。
沢城)
漫研の和気藹々としたこの空気感というのが見ていても和みますので、緩い感じのところを楽しんで頂ければと思いますね。
▲ 左から:沢城千春さん、西山宏太朗さん
――ご自身が思う「私は〇〇オタク!」を発表してください。またその理由も教えてください。
松岡)
僕は車オタクですね。主に車の中身の。中学生の頃からずっと自動車雑誌とか色々集めているので、多分僕は車に関してはかなりの変態です。でも免許ないんですけどね。
増田)
体オタク。楽して痩せたりしたいなーと毎日思っていると、日に日に楽するための情報を蓄えがちになるんですよね。気付けば、体に関する豆知識というか雑学っぽい知識が増えていたので、わりと詳しいほうじゃないかと思います。
白井)
緑色オタクかなぁ。本当に緑色が好きで。特に服とかは、まず色を緑で指定してネット検索します。街中で自分好みの緑色を見つけたら、ついつい見とれてしまいます。その傾向が年々強くなっている気がして、このままだと家の中全部、緑色になっちゃうんじゃないかと危惧しております。けど好きなものはこだわりを持っていた方がいいのかなということで、これからもあえて緑色オタクでい続けたいと思っております。
杉田)
「オタク」という言葉はあまり好きじゃないですね。自分自身は好きなものや愛しているものより絶対前に出ないようにしています。「ゲームを遊んでいる自分を見て」「推しのアイドルを語っている自分も可愛いから見て」となってくると違うんですよ。僕はペットの動画を見に来たのに、なぜ飼い主の顔ばかりこんなに見ているんだろう。そうなってくると求めるものの本質が変わってきてしまうので、あまりこういう言葉使いたくないですね。
西山)
僕は日々の生活の中で意識して摂取しているのが大豆ですね。豆がすごく好きで、納豆とか豆腐とか豆乳とか、イソフラボンをめちゃめちゃ摂っているなって自分でも思います。だからつい、牛乳よりも豆乳を選んじゃいます(笑)。自分は豆成分でできているなって感じで…。マルとも「丸」繋がりだなって、今気づきました(笑)。
沢城)
オタクってほどでもないですが、納豆とキムチが好きでして。学生時代から家で母が作ってくれるものに、何でも納豆とキムチ入れて食べていたんです。そうすると、うちの母は「私の味付けなんて何でもいいじゃんね…」って悲しそうな顔をするっていう(笑)。
▲ 左から:増田俊樹さん、松岡禎丞さん
――ファンの皆様にメッセージをお願いします。
松岡)
キャスト陣も個性のある方々が集まったので(笑)。笑って、切なくなりつつもまた笑って、この恋愛ハチャメチャラブコメディを、存分に楽しんでいただけたらなと思います! よろしくお願いいたします!
増田)
原作を読んで感じたユーモアさを、音声として可能な限り表現させていただきました。個性豊かすぎる人物たちの時折ドキッとする展開をドラマCDでもぜひ楽しんでいただけると嬉しいです!
白井)
収録も和やかで楽しくやらせて頂きましたので、その雰囲気が伝わっているといいなと思います。昨今のBL作品の中ではライトな感じなので、BL初心者の方も入りやすい作品だと思います。ぜひ原作コミックスも併せて一緒に楽しんで頂ければと思います。よろしくお願いします。
杉田)
皆さんに強要する気はないですけど。僕自身は完璧を目指すよりは、まず終わらせることを意識します。伴内たちの描いている同人誌が、彼らにとって心の底から描きたいものであればこんな幸せなことないなと。こういう思い出って年数が経てば経つほど振り返った時に面白くなるんですよ。アルバムに近いものがあって、大切にしたいなと思います。このCDも10年、20年経った後に聴いたら絶対面白いはずなので、30年後くらいに「鯛代くん、君ってやつは。UPRISING」みたいなのでお会いしましょう。
西山)
とても楽しくやらせて頂きました。本当にBL初心者の方も入りやすくて、すごく癒される作品だなぁって思います。正直この続きが早くやりたいな、聴きたい、見たいなっていう気持ちでいっぱいです。ぜひ皆さんにもたくさん楽しんで頂いて、感想とか教えてもらえたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
沢城)
大学生の物語で、本当に青春してます。自分達のやりたいことに没頭していて、キャラクター達みんな、内にキラキラしたものを秘めていることがすごくわかって頂けると思います。これを聴いて青春を感じて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
▲ 左から:杉田智和さん、白井悠介さん
▲ 左から:沢城千春さん、西山宏太朗さん
キャストの皆様、ありがとうございました!
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